★ 出演・執筆情報 ★

ドバイでレンタカー借りてみた!免許証は?カーナビは?

レンタカードバイで暮らす

ドバイは車社会

ドバイメトロと高速道路

ドバイでレンタカーを借りた。ドバイだけでなく、アラブ首長国連邦(UAE)全体が車社会だからだ。

 

メトロはほんの一部にしか通ってないし、バスだってルートは限定的。

徒歩は、夏場は文字通りの自殺行為(冬ならばともかく)だし、それどころか歩くべき歩道がない。日本のような感覚で、「あと500mか!じゃぁ歩ける♪」などと思って歩いていると、歩道だったはずの場所がいつの間にか高速道路の縁石になっていたりするから恐ろしい

 

よって、タクシーなりUberなり、社有車なり運転手なり、マイカーなりレンタカーなり、とにかく車による移動が必須である。

 

ちなみに、車を買えない、タクシーにも乗れないブルーカラーの労働者たちは、会社による送迎や、勤務先(たとえばショッピングモール)発着の従業員用乗合バス、彼らを狙った白タクによって移動している。

要するにやっぱり車なのだ。

というわけで今回は、レンタカーの借り方と、乗り方のコツなどをご紹介します

レンタカー会社の探しかた

ドライブ

ドバイのレンタカー屋さんは、ネットでいくらでも見つかる。

 

見慣れたロゴの世界的チェーンもあるし、地場のレンタカー屋さんもいっぱいある。

また、ドバイらしくランボルギーニ等の超高級車を貸してくれるお店もあるので、好みに合わせて選ぶことが可能だ。

 

もしあなたが観光客で「空港に着いたらすぐ車を借りたい」というのであれば、空港に支店を構えるレンタカー屋さんに頼むのがいいだろう。

 

  • Hertz
  • Doller
  • Europcar

など。

 

「安いレンタカーがいい」のであれば、多少不便なロケーションになるかもしれないが、地場のレンタカー屋さんを利用してみよう。

 

など。

上記はどれも、私が実際に使ったレンタカー屋さんだ。

お世話になってます!

ちなみに、カーシェアリングという選択肢もあるよ。

ドバイで借りられる車種は?

車種は、まぁ大概なんでもある。

 

よく見慣れた日本車なら、

  • 日産のMarch/マーチ(英語名Micra)
  • トヨタのVitz/ヴィッツ(英語名Yaris)

あたりは、レンタカーとして一般的。

 

マツダ、三菱、ホンダもよくあるし、レクサスやインフィニティも借りられる。

 

外車に挑戦したいならば、安価なモデルでは

  • Chevloletの Spark(小さくて女子にオススメ)
  •  Hyundaiの i10(これも小さくて駐車しやすい)

なんかもあるし、逆に

メルセデスやらBMW、高級スポーツカーなどもアリだ

 

用途や好みに合わせて選べばOK。

ちなみに、小さくて安い車ほど予約が埋まってしまいやすい。

レンタカーの借りかた

まずは予約をしよう。

 

予約は、ホームページ経由で予約希望の連絡をするのが一般的。

その後、メールや電話、WhatsApp(LINEのようなもの)などで、詳細確認の返信が来る。

その返信に書かれた指示に従って、車種や日時を決定したり、免許証の画像を送ったりする。

 

空港ピックアップなら、あなたの発着する便名を伝えておくとよりスムーズだ。

 

尚、やりとりは全て英語でOK。スタッフは十中八九インド人かフィリピン人なので、アラビア語を使用する必要はない。

当日の持ち物

必要なのは

  • 免許証(観光客なら国際免許証、在住者ならUAEの免許証)
  • 身分証(観光客ならパスポート、在住者ならEmirates ID)
  • クレジットカード

の3つ。

 

【注意】

尚、国際免許証は、あくまで観光客や出張者などの短期滞在者向けに発行されるもの。

あなたがドバイ在住者ならば(=Emirates IDを持っている人ならば)、もう国際免許証は使えない。

大使館や領事館に行って、日本の免許証をUAEの免許証に書き換える手続きをしよう。

 

RTA(ドバイの道路交通庁)に行く手続きなどがあるが、日本人であればどれもスムーズで簡単なものだ。

大して身構えるような難しい手続きは何もないので安心してGo。

 

参考:在ドバイ日本国総領事館HP

いくらかかった?

気になる費用は、こんな感じ。

 

  • 車そのもののレンタル代
  • デポジット(1,000AED〜1,500AED程。のちに返却)
  • 高速代(Salikという。詳しくは後述。デポジットより引かれる)
  • 罰金(スピード違反などした場合。デポジットより引かれる)
  • ガソリン代
  • 駐車場代

 

上4つは、レンタカー会社(経由)で支払う。

下2つは、場面場面で個人が支払う。

 

車そのもののレンタル代は、例えば以下のような感じである。

 

日産 マーチ(Micra)24時間

60AED、約1,800円

トヨタ ヴィッツ(Yaris)24時間

80AED、約2,400円

 

マツダ アテンザ(MAZDA6) 24時間

200AED、約6,000円

トヨタ Prado 24時間

420AED 、約12,600円

 

メルセデス・ベンツ Eクラス 24時間

600AED、約18,000円

 

※あくまで目安です。

運転のコツと注意点

満タン返却、ではない

ドバイのレンタカーは、満タン返却ではなく、「元々の目盛り返却」なことが多々。

※店による

 

なので、貸りたときに満タンじゃなくても文句を言う必要はない。

キズなどを確認する書類に「ガソリンはここまで」という印がついているので、それを確認しよう。

 

しかし、いつも思うが、返却直前にガソリンスタンドに行ったとき、どの程度給油したらいいのか分からず不便である。

(関連:ドバイでガソリン買ってみた!水とガソリンどっちが安い!?

左ハンドル

日本車だろうと、言うまでもなく左ハンドル。

すると、ウインカーとワイパーが逆になる。

慣れない人は、出発前にどっちがウインカーなのか練習した方がいい。

誰でも絶対一度は「ウインカー出そうとしたらワイパー動かしちゃった!」をしでかすと思う。

右側走行

日本とは逆の、右側走行。

交差点を曲がった直後など、うっかり左車線に入らないように。

追越車線は左側

これも日本と真逆で、速い車は左の車線遅い車は右の車線を走る。

追い越すときは、前の車の左側から追い越すようにしよう。

ラウンドアバウト

くるりんぱ!する交差点のシステム。

反時計回りにぐるぐるして、出たいところから出る。

すぐ出る車は外側を、しばらく回る車は内側を走行するのがルール。

 

日本には少ないシステムなので、慣れるまでは難しいかもしれないが、焦って止まったり、無理やり突っ切ったりするのは超危険。焦らずもう一周グルグルするゆとりを持とう。

 

 

信頼できるカーナビはGoogle Map

ドバイのレンタカーには、基本的にカーナビは付いていない。

そして、ドバイは街全体が工事現場みたいな状態なので、道路が週単位でコロコロ変わる。

そのため、本屋さんなどで売っている印刷された地図は、情報が古くて役立たずである。

 

信頼できるのはiPhoneアプリ「Google Maps」のナビ機能

(※iPhone標準装備アプリの「マップ」ではないので注意)

道路を早くマスターするコツ

道路についている番号を覚えること。

例えば、幹線道路Sheikh Zayed Roadは 11だ。

 

小さな看板で11→だけ書かれていたりする。

(これは「右折するとSheikh Zayed Roadに出られます」の意)

高速料金Salik

ドバイの幹線道路「Sheikh Zayed Road」は、いわゆる有料高速道路だ。

数キロごとに「Gate」があり、ゲートを通過するとETCのように自動で1回4AED程度がチャリン。

フロントガラスにステッカーのようなものが付いており、そこが感知している。

代金は、レンタカーの場合は、デポジットから引かれる。

 

慣れてくると「今日は急いでないから、Salikの発生しない内陸の道路を行こうかな」なんていう選択ができるようになる。

スピードに注意

スピード違反するとパシャっと撮られて罰金。

道路沿いにあるシマシマ模様の筒みたいなヤツがカメラだ。アブダビは特に厳しいので要注意。

 

尚、高速道路はだいたい140km/h制限。

デポジットの返却忘れに注意

デポジットの返却は、一ヶ月後が目安である。

預けた金額(1,000AED〜1,500AED程度)から、高速料金Salikなどを差し引いて返金される。

 

しかし、一ヶ月経っても返金されないことがあるあるある!

 

お店に任せっきりにせず、自らクレジットカードの明細を確認して、きちんと返却されているか確認しよう。

返金されていなかったら、WhatsAppやメール、電話などで請求をしよう。

ここは新興国。自己防衛の精神が大切だ。

レンタカー会社に任せっきりにせず、自分で確認しよう!

もし事故ったら

私は軽く追突されたことがある。

 

レンタカー会社に電話。

警察に電話。

逃げられたので相手のナンバーを暗記。

(すぐ捕まえてくれた)

事故現場で説明。

最寄りの警察のオフィスへ行って説明。

警察指定の交通事故対応の公立病院へ。

 

まぁ日本とあまり変わらない手順なのではないかと思う。

 

 

以上です。

 

車に乗れると行動範囲が一気に広がるので、楽しいものだ。

くれぐれも安全にだけは気をつけて、快適なドバイ・ドライブを!


コメント

タイトルとURLをコピーしました