真夏のドバイで風邪ひいた
すっかり風邪をひいてしまった。
今日、屋外の体感温度は50度だったというのに。
いや、真夏だからこそ風邪をひくのだ。
屋外50度であるのに対し、
室内はクーラーがキンキンで20度。
この温度差が人体に負荷をかけまくる。
よく欧米人が、真冬でもタンクトップで街を歩いていたりして、「あいつらの体感温度どうなってるの?寒くないの?」と思ったことがあるだろう。
あのテの人間に、毎日8時間過ごす会社のエアコンの主導権を握られているのだ。。。
寒い。
寒すぎる。
私は夏こそブランケットに包まって仕事をしている。
とまあ、普段はそんな感じで対策しているが、実はここ2週間ほど寝不足気味で、免疫力が下がってしまったのか、風邪菌くんに敗北した。
街の薬局で買える風邪薬
薬の調達方法は日本と同じ。
(1)街の薬局で市販薬を購入する。
(2)病院に行き医師から処方箋をもらい、薬局で購入する。
のどちらかだ。
今回私は、近所の薬局に行って、店の薬剤師さんに症状を伝え、おすすめを選んでもらった。
そして飲んでいるのはコレ。
左から、
咳止めシロップ(38AED、約1140円)
付属の計量スプーンで量って飲む。
喉のイガイガを和らげる飲み薬の粉末(50AED、約1500円)
水に溶いて飲む。人工的なオレンジ味。
解熱のタブレット(10AED、約300円)
ふつうの錠剤。
薬剤師さんがスイスイ選んでくれるので、こちらは症状を説明する英語だけ調べてメモしていけばいい。
薬を買いに行けないときは
※2020年3月追記
現在コロナウイルス感染拡大防止の都合上、外出の自由がきかなくなっている。
そんな現在や、具合が悪すぎて自力で薬局に行けないとき、お子さんから目が離せなくて薬局に行けないとき…
役に立つのが「宅配スーパー」ならぬ「宅配ファマシー」。
InstaShopというスマホアプリを全力でオススメしたい。
スマホアプリで、指一本で市販薬が家に届く。
このアプリは宅配スーパーとしての機能がメインだが、薬局も掲載している。Bin SinaやMarina Pharmacyといった大手薬局が提携しているのだ。
風邪薬や頭痛薬、生理用品などをヒョヒョイとお宅まで届けてくれる。
頼れる家族がいない一人暮らしの人や、小さいお子さんがいらっしゃる方には、心強い味方となるだろう。
はるか昔の学生時代、はじめての一人暮らしで風邪を引いたとき「あぁ、薬がうちまで歩いて来ないかな」と思っていたものだが、それは今、実現している。

ドバイで病院に行くなら?
今はこうしてブログを書ける程度の症状だが、本格的に体調不良になったら病院に行きたい。
そしたらどこに行くか。
私の場合、以下の3択だ。
ドバイモールのMediclinic
ロケーションが便利だから。
私はドバイモールの近くに住んでいるので、個人的にここがベスト。
体調が本格的に悪くなったら、あまり遠くまで行けない。
ドバイモールの、メトロとの連絡口からほど近いところにある。
(紀伊国屋に背を向けて左斜め前方向)
ドバイモールという場所柄、ドバイ新入りの外国人を相手するのにも慣れている。
待合室。ホテルのように綺麗だ。
BR Medical Suites
日本人医師の福田先生がいらっしゃる。
日本語がいい…日本の事情を伝えたい…なんてときは頼りになるだろう。
日本人がかかりやすい病気について理解が深いのは、日本人ドクターならではかと。
日本語を話せるフィリピン人スタッフさんがいて、日本人患者からの予約の電話などを担当してくれる。
場所はヘルスケア・シティ。
和食店TOMOがあるラッフルズ・ホテルから近い。
German Heart Centre
2020.6追記:福田先生こちらに移られたみたいです!
尚、日系のクリニック「さくらクリニック」は、受付こそ日本人であれ、内科に日本人ドクターがいるわけではない。
ドクターこそ日本人であってほしかったな…
ともだちんとこ。
なんの参考にもならないが、診察プラス話相手が必要なときは、友達のクリニックに行くのが一番。
(海外ひとり暮らしのロンリネスには大事なことだ。)
友人がドバイとシャルジャでクリニックをやっており、そこのドバイ支店に行く。
具合が悪い時も、ただお茶をしばきたいときも。
こやつはドバイ生まれドバイ育ち、大学だけカイロ大学を卒業したエジプト人ドクター、外科医だ。
が、一通りなんでも診てもらっている。
元々は普通に友達なので、私の性格から生活形態?まで理解した上で診察してくれて、その点が助かっている。
ときには
私「ちょー具合わるいですぅぅ…(ぐすんぐすん)」
医「うーん、分かったぞ。これは…あれが不足している」
私「なに…?(ぐすんぐすん)」
医「パーティーだ!」
私「は!?」
医「どこも悪くない。お前、最近凹んでるだろ?これは気持ちの問題だよ。パーっといきゃ治る!スマイル!あと30分待っとけ!全員俺の車に集合!!」
そんな処方をされることもある。
持つべきは友。
こんなふざけた?処方もするドクターだが、ドバイの王族(Al Maktoum家)の往診もやっているので腕はいいのかもしれない。
医療保険について
観光客の場合、契約してきた海外旅行保険や、お持ちのクレジットカード付帯の保険のルールに従ってほしい。
UAE在住者の場合は、勤務先から保険が提供されているはずだ。
UAEの法律として、絶対に。
そこで、できれば事前に、あなたが持たされている保険が、どの病院で効くのか調べておくといい。
対象外の病院に行くと、自己負担額を言われるので従うしかない。
せっかく保険があるんだから、適用される病院に行きたいところ。
私は転職の前と後で、提供された保険が同じ保険会社だったので、「あぁ同じか」とすっかり油断していたら、契約プランが異なっており、対象の病院が違っていた。
以前の勤務先にいた頃に利用した病院に、最近行ったら、
「この保険にはうちの病院が含まれていませんねぇ」
と言われてしまって、体調の悪い中、回れ右したこともある。
そんなことにならないよう、予め「うちの近所では、あそこの病院がOKなのね」とザックリ事前に調べておくといい。
いざ具合が悪くなったときにちまちま調べるのはしんどい。
・・・もう寝ます。
ぐう。
コメント
健康保険書の発行はアブダビ、ドバイでは雇用者法で定められていますが、北部のemirateでは必須ではないです。シャルジャの場合、政府系の職につくと、健康保険もつけてくれる程度だそうです。