今回は、あなたのドバイ生活・ドバイ滞在をスムーズにしてくれる(であろう)、基本のアプリとウェブサイトを紹介したい。
こういった情報は、日本人の間で「先住」から「新入り」へ口伝えされるものらしいが、私のような「はぐれ野良日本人」だってどこかにいるだろうし、こうして一度まとめてみてもいいだろう。
数年前の私のような、誰かの役に立ったら嬉しい。
ドバイ生活の必須アプリ10選
通信/WhatsApp
LINEのようなメッセージアプリ。
世界10億人以上が使用する。
お互いにこのアプリを持っていれば、電話番号さえ分かれば送信できる。
文字だけではなく、音声、動画、写真やPDF等のデータ、位置情報(GPS)も送ることができる。
PCで使えるデスクトップ版もある。
このアプリの凄いところは、あまりにも普及しているため、仕事でも、病院やスパの予約でも、当たり前のように使われることだ。
「As we talked on the WhatsApp…」
(WhatsAppでお話ししました通り…)
なんていうビジネスメールもごく普通だ。
ドバイの市民は、WhatsAppを持っていることを前提としてコミニケーションをとっているため、このアプリを持っていないと、公私ともに支障がある。
ケータイを用意したら真っ先に入れるべきアプリだ。
地図/Google Maps
おなじみ地図アプリ。
これさえあれば、他の地図・路線図系アプリは特にいらない。
ドバイメトロ、RTAバスの時刻表はもちろん、そしてときにはカーナビにもなる。
※カタカナ表記の「マップ」とは別モノ。
配車/UberまたはCareem
タクシー配車アプリ。
Careemとは、UAE発のタクシー配車アプリだ。
UberでもCareemでもどちらでも良いが、1つは入れておこう。
ちなみに私はUber派。
Careemが14カ国でしか使えないのに対し、Uberは70カ国で使うことができる。
よって配車アプリを世界で一本に絞るならUber。
それだけの理由だ。
初めてUber使う方がいらっしゃいましたら、こちらの割引コードをどうぞー!
割引コード【txsp9flzue】
出前/deliveroo、talabat
お料理出前アプリ。(要はUberEats)
スマホ画面から、実在の近隣のレストランに、食事の宅配が頼めると言うもの。
マクドナルドのようなファストフードから、きちんとしたレストランまで登録している。
アラ、ペル、トル、印、伊、仏、日、中、タイ、米、比、なんでもござれ。
本来は「一般人が配達人として登録し、空き時間を活用して配達を請け負い、小銭を稼ぐ」というシステムだが、ドバイの場合は配達人が組織化されており、ナゾの人が来ることはない。
それぞれの配達アプリ会社の制服を着たインドあたりのお兄さんが、首をフリフリやってくる。
配達料は4AED〜10AED(約120〜300円)(距離による)
そんな金額を配達のために追加で支払う?と思われるかもしれないが、ドバイの真夏、外気温50度の時に、屋外を10分歩いて昼休憩に行こうなどとは到底思えない。素直に配達のお兄さんに任せるのが身のためだ。
数種類のアプリがあるので、好きなものを使えばいいと思う。
(追記:2020年5月、UberEatsはUAEでのサービスを終了しました。つきましてはdeliveroo, talabat, zomatoなど、他のアプリをトライしよう!)
食べログ/Zomato
ドバイ版「食べログ」。
レストランの口コミや、店内の風景、予約に関する情報、メニュー、割引情報などを調べるには、Zomatoが役に立つ。ウェブ版もある。
Uber Eatsのように、このアプリから出前の注文も可。
ネットスーパー/InstaShop
スーパーマーケットの宅配アプリ。
「また宅配か」と思われたかもしれないが、これこそ本当に全力でオススメしたい。
車を持っていない人は、スーパーマーケットに行った時、大量の食品を持って帰るのに難儀していると思う。特に、重い水や洗剤等を買った日には…。それが外気温50度だった日には…。
または、小さいお子さんがいて、目を離して買い物にでかけるわけには行かない、かといってちびっこを連れて買い物に行くのもまた大変だ!というお母さん。
そんな苦労も、このアプリで注文してしまえば全て解決するのである。
配達料は3.75AED(約100円)。
ちなみに、食品だけでなく、ちょっとした市販薬も取り扱っている。風邪薬や頭痛薬など、急に欲しくなったときに家まで届けてもらえるので、本当に助かる人がいるはずだ。
このアプリを私は主に自宅で使っているが、企業も使うべきだと思う。
見積もりを取り、書類にしたため経理にお金を申請し、上司と経理部長のハンコをもらい、社員が買い出しに行き、会社までよいしょよいしょと運んできて、レシートとお釣りを合わせて報告を出し、また上司からハンコもらう…。
そんな手間は全て、現代は親指1本で済むものだ。
マイル稼ぎ/TheDubaiMall
ドバイモールでよく買い物をする人は、絶対に持っておくべきアプリ。
驚くなかれ、ドバイモールでマイルを貯める「陸マイラー」アプリである。
ドバイモールで買物したレシートの写真を、このアプリにアップロードすると、お買い物金額に応じ、エミレーツのスカイワーズマイルがもらえる。お買い上げ金額100AED以上で受付けられる。
このアプリは本来、ドバイモールをより楽しむためのアプリであり、ドバイモールの館内図やら駐車場情報やら、セール情報、クーポン情報などが載っているが、そんなことよりマイルである。
私は既にドバイモールの中だけで30,000スカイワーズマイルを稼いでいる。
航空/Emirates
エミレーツ航空アプリ。
チケットやマイルの管理はもちろん、リアルタイムの発着状況確認などに役立つ。
エミレーツ航空を使用した出張が多い人には必須だろう。
ご自身の銀行のアプリ
ドバイで使用する銀行のアプリ。
銀行口座もクレジットカードもアプリから管理する。
(ウェブサイト上でも可能ではあるが)
私の場合は、Emirates NBD銀行。
ご自身の保険のアプリ
ドバイで加入している医療保険のアプリ。
ドバイ市民は全員、民間の医療保険に加入しているはずなので、そのアプリも入れておこう。
アプリが保険証の代わりとなる。登録者の情報も全て入っている。
わが社の場合はDaman。
おまけ:Udrive
必要な人は少ないかもしれないが、これはドバイのカーシェアリング・アプリ。
RTA公認である。
レンタカーを使うが、車を購入することではない。
が、頻繁に車が必要で…
なんて言う人は、カーシェアリングを選択肢に入れてみよう。
道路沿いのパーキングで見かける、緑の車だ。
使い方&使ってみた感想はこんな感じ。
ドバイ生活の必須ウェブサイト5選
家/Dubizzle
シェアハウスを探すならこのサイト一択。
私は今でこそ中心地で一人暮らしだが、ここに至るまで、砂漠の僻地からインド人ハウスまで、複数のシェアハウスを転々としてきた。どれもこのDubizzleを通じて見つけた。というか、このサイト以外ないだろう。
また、不用品(車や家具)の売買もこのサイト。
ドバイは人の出入りが激しい街なので、いわゆる「帰国売り」が盛ん。家具や車を中古で買いたい人は覗いてみよう。もちろん自分が売る側になるのも良し。
いずれにせよ、あくまで個人間のやりとりとなるので、相手を信用しすぎず、慎重にやりとりしよう。
カネを渡すのは、最後の最後。慎重すぎるくらいでいい。
家/Property Finder
アパート探しの有名サイト。
シェアハウスなら前述のDubizzleだが、アパートの1物件を借りたいと言う場合は、こちらのサイトになる。
私が現在住んでいるアパートも、このサイトで見つけた。
私がアパートを探していた当時は、どの不動産サイト、どの不動産業者が信用できるものなのか、日本語の情報が全くなくて不安だった。(当時の自分にとっては、日系のス●ーツさんくらいしか、明確に信用できる存在や情報はなかったものだ)
このサイトで好みの条件で検索をし、そこに書かれている不動産業者へ電話をかけ、WhatsAppなどで連絡を取り、指定の場所へ下見に行けばよい。(不動産屋の店舗へ行くスタイルではない)
ただし!
サイト自体は良いものだが、あなたの前に現れる不動産業者の人が、信用できる野郎なのか?は別問題。
また、いい奴が、スキを見せた途端にズルい奴に変貌したりもする。そこはしっかりご自身の目で見極めてほしい。
数字とカネの実物は、絶対に人に預けず、自分でマネージすることだ。
通販/Amazon.ae
インターネット通販サイト。
ドバイ最大の通販サイト「Souq.com」を、アマゾンが買収して誕生した。
説明不要の巨大インターネット通販サイトである。
他にも、ネット通販会社はあり、
カジュアルファッション通販サイト「NAMSI」
ハイブランドファッション通販サイト「OUNAS」
新興なんでも通販サイト「noon」
あたりが、勢いがあるように感じる。
クーポン/Groupon または Cobone
クーポンサイト。
ドバイを定額で渡り歩くことがバカバカしくなってくるレベルのクーポンサイト。
食事から、ブルジュハリファの登頂チケット、パームジュメイラの高級ホテルのプール入場券、まつげエクステや、ネイル、レンタカー、クレオパトラ・スパまで。
なかなか充実したバリエーションだ。観光客にもオススメできる。一度チェックしてみることをオススメしたい。
エンターテイナーをお持ちの方は、もちろんそれも良い。
就職/NADIA
就職エージェント。
ドバイで仕事を探すなら、まずはここに登録してみよう。
求人サイトもエージェントもドバイには様々あるが、日本人求職者にとって基本中の基本はここだろう。
日系大企業の案件も多々扱っているせいか、日本人求職者の扱いにも慣れている。
Financial Centre駅の近くにオフィスがある。
ウェブ登録をしたら一度面談に行き、自分の経歴や希望条件などを伝える。
その後、担当者が選んだお勧めの求人情報をあなたに送ってくれるようになる。
2か月に1回位の頻度で、日本人に特化した求人がポロっと出てくることも。
それを虎視眈々と狙うのもアリだ。
逆に、不要だったアプリ
Skype。
通信制限がかかったせいで、今となっては無用の長物である。
「有料VPNを使えばいいじゃん」という話ではあるのだが。。。
以上、なにか役に立ちますと幸いです。
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