ドバイにもカーシェアリングが!
「シェアリング・エコノミーの時代」と言われる昨今。
なんとこのドバイでも、カーシェアリング・サービスが誕生していた。
サービスの名前は「Udrive」。
ドバイのRTA(Roads and Transport Authority/道路交通省?)公認のサービスである。
使ってみたところ、とても便利で、レンタカー以外の選択肢として大いにアリ!!だったのでレポートするよ!
★レンタカー情報をお探しの方はこちらの記事をどうぞ。
Udriveとは
ドバイのカーシェアリングサービスは、Udrive(ユードライブ)と言う。
スマホアプリで完結するサービスで、緑の車体が特徴的だ。
これの凄いところは、
・料金が分単位で計算され、リーズナブル。
・ガソリン代無料。
・駐車場代無料。
・デポジット不要。
・観光客もOK。
・支払いはアプリに登録したクレジットカードで自動で完了。
・乗り捨てOK(そもそも拠点がない)
位置情報から好きな車を選択して、好きなところで乗り捨てることができる。
なかなか便利そう!
利用者登録をしよう
まずはスマホでUdriveのアプリをダウンロードしよう。
ダウンロードしている間に、女子の皆さんはメイク直しをしよう(理由は後ほど)。
アプリはこれ↓
ダウンロード後、アプリを起動させると、ログイン画面に。
初めての場合は、左下の「Register」へ。
まずは個人情報の入力。
・名前
・住所
・誕生日
・メールアドレス
・ID番号(UAE在住者ならEmirates IDの番号)
・運転免許証番号
・支払い情報(カード情報)
などを入力していく。
それが終わると、次はIDの画像アップロードが求められる。
・Emirates IDの写真
・運転免許証の写真
(UAEの免許証もしくは国際免許証)
で!
ちょっと面食らってしまったのが次の項目
・運転免許証を顔の横に添えてセルフィー
なんと。。。
夜、お風呂あがりに時間があるときに登録しておこう、とかできないじゃないか。。。
先ほど女子は化粧を直しておこうと書いたのはそのためだ。
一通り登録が終わったら、その後、審査となり、数時間後には登録完了通知メールが届く。
そしたら使える状態になっている。
登録完了通知メールには、あなたの番号(PIN)が書かれている。
これが必要になるので、必ず控えておこう。
↓こんな感じ
借りる方法
登録完了後にアプリを立ち上げ、ログインすると、車を選ぶ画面に行ける。
下の画面のように、いま使える車がどこにあるのか表示される。
自分の現在地の周辺で、使える車がないか探してみよう。
(誰だよパームの三日月の端っこで乗り捨てたヤツは…。あそこで乗り捨てた後どうやって帰ったんだろう)
今回、私はEmirates Towers駅の近くにあったプジョーを選択。
(少し離れた場所にはベンツもあったよ!)
すると、値段やガソリンの残量、車のナンバーなどが表示される。
このプジョーは1分あたり0.7AED(約21円)らしい。
ふむふむ。
これに決めてみた。
・車を15分間、予約する。
・すぐドライブ開始。
・車まで案内して。
の3つの選択肢が出てきた。
車まで歩かなくてはいけないので、15分の予約にしよう。
時間内にその車をゲットするよう指示される。
あっ。
あと12分。。
てくてく。
てくてく。
(深刻に暑い。。。)
あ、あった!
次は、スマホ大上で車の外観のチェック(傷はありませんか?など)。
回答し終えると鍵の表示に。
この状態で車にスマホを近づけると、車の鍵がガチャっと開く。(すごい)
車に乗り込んだら、ダッシュボードの中に車のキーが入っているので、それを取り出そう。
キーは、機械につなげられており、画面の指示に従って登録時にメールで受け取ったPIN(番号)を打ち込むと、機械から取り外せるようになっている。
PINを打ち込むと
あとはドライブをスタートするだけ!
返却する方法
ドライブが終わって、返却するときはとても簡単。
道路脇にどこでもある公共の駐車場の、どこでも好きな場所に停める。
元いた場所に戻る必要はない。
エンジンを切って、キーを抜いたら、ダッシュボードの中にある元の機械へキーを繋げて戻す。
以下のような画面が出てくるので、終了する場合は1を押す。
すると「間も無く車にロックが掛かります。忘れものにお気をつけください」というアナウンスが流れる。
荷物を持って、車外に出ると、自動でガチャリとロックがかかった。
以上で終了だ。
ちなみに、私は忘れ物はしなかったが、車のライトを消し忘れるという失態を犯した。
ライトを消すには車の中に入らなくてはいけない。
しかし車にはもうロックがかかっている。
Udriveのカスタマーセンターに電話をかけたところ(車のボディーにデカデカと電話番号が書いてある)、なんと遠隔で車を開けてくれ、私がライトを消し終えると、再び遠隔で車にロックをかけた。
すごい。
その後2時間もしないうちに、利用時間と利用料金の明細がメールで届いていた。
翌朝、その車を停めた場所を見ると、もういなくなっていたので、早くも次の利用者が乗って行ったようだった。
Udriveを使ってみた感想
とても便利!!というのが1番の感想である。
普通のレンタカーならば、事前に予約をし、レンタカーショップに行き、あれこれ書類上の手続きをしなくてはいけない。
レンタカーショップへの移動も含めると、実際のドライブ時間にプラス1時間くらい見ておく必要がある。
それに対し、Udriveは思い立った時すぐに車を使うことができ、書類上の手続きは最初の登録時以外一切不要。
また、好きな場所で乗り捨てることができるので、レンタカーショップまで返しに行くだるさがない。
レンタカーのヘビーユーザーにとっては、これはとても時短になる。
しかし、デメリットもある。
車の状態が必ずしも良いとは言えないことだ。
既に3台ほど乗ってみたが、やはり利用者のモラルに委ねられる部分が大きいためか、綺麗さ・汚さには大きな差があった。
また、自分の乗りたい車が、乗りたいタイミングで、乗りたい場所にある、とは限らないこと。
仕方がないこととは分かっているけれど、いざという時に使えない可能性があるので、Udriveのみで生活するのはちょっと難しいかもしれない。
ちなみに、車体のデザインがどうしても特殊なので、タクシーと間違えた通りすがりの観光客に手を上げられて、ちょっと面白かった。
トータルで見ると、とっっても便利なので、機会があれば使ってみてはいかがだろうか。
尚、ドバイを運転する際に気をつけたい点としては、
- カーナビはgoogle Mapsを使おう!
- 追い越しは「左から」
- 日本には少ない「ラウンド・アバウト」システム
などがある。
レンタカー体験の記事に詳しくまとめておいたので、ご参照くださいませ。


コメント
どうも、初めて。ブログ拝見
させて頂いてます。
ドバイで働いているとの事で
うらやましいです。大変な事も多い
でしょうが、世界は広いですもんね。
何故、日本はお堅い感じなんでしょうかねw
あまりにも狭い生活圏内での
繰り返しの日常。
世界は広いのに、その広い世界を
全く知らずに生きていくのも
残念な感じがしますw
またブログ楽しみにしています。
コメントありがとうございます!
拙いブログですが読んでいただけて嬉しいです。
励みになります!
「お堅さ」と「きっちり・きちんと・誠実に」は紙一重であり、
「柔軟さ」と「怠惰さ・テキトウさ」もまた紙一重なもので、
なかなか一長一短ですね(^^;)
今後とも、お楽しみいただけるよう更新してまいります。
どうぞ宜しくお願いいたします!