ドバイOLの通勤コーデ【海外のオフィスファッション】

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ドバイOLの通勤ファッション

海外ファッション

海外で働く女性の通勤ファッションーー

おしゃれな雑誌やドラマを見ては、できる範囲で真似してみた人も多いだろう。

かく言う自分も、SATCプラダを着た悪魔Suitsといった、海外のオフィス風景の描写がある映画やドラマを観ては「素敵だなぁ~」と憧れていたクチである。

 

ニューヨークのキャリアウーマンと呼ばれる女性たちの、自信にあふれた服。

個性を押し殺す日本の通勤服とは打って変わって、自分らしさを表現する女性たちの服。

 

スーツはスーツでも形や色にバリエーションがあって・・・

日本ではNGなノースリーブや柄物も、センスよく着こなしているステキ女上司がいて・・・

そうそう、スニーカーで通勤して、オフィスでヒールに履き替える、なんていうエピソードもあったっけ。

キャリアウーマン

ところがどっこい。

 

いざ自分が海外勤務をしている場所は、オシャレでキラキラなドラマの舞台・ニューヨークではなく、アジア・アフリカ・アラブ・欧米の入り混じった混沌都市…じゃなくて国際都市、ドバイである。

 

こんな街だと

通勤コーデは

どうなっちゃうの??

 

国別OLあるあるパターン

結論から言うと「ドバイで流行のOLファッション」なんて語る意味がない、というのが事実である。

なぜならば、ドバイは超国際都市である上、それぞれ出身国の民族衣装で暮らしている人がたくさんいるからだ。

 

これでは全体的なトレンドや傾向など、語りようがない。

 

もちろん、各民族の中でのトレンドはある。

「洋服」の中での流行。例えば、2019春夏はプリーツスカート、秋冬はパイソン柄だろうか。

「アバヤ」の中での流行。2018はピンクベージュの女子が大量発生していた。

ーーといったように。

 

日本で「女子大生ファッションの流行」「OLの通勤コーデのトレンド」などが、全国統一で語られていたのは、あれは「ほぼほぼ全員が日本人」という特異な状況だったからこそ可能なことだったのか…と今更ながら気づく。

バリエーションがあっても、せいぜい「秘書・事務系OL」「営業系OL」「ベンチャー・クリエイティブ系OL」…といった程度の差しかなかったはずだ。

 

ここドバイでは、そんな程度じゃない振り切ったバリエーションに満ち満ちている。

ざっくりとではあるが、どんな人たちがドバイのオフィス街を闊歩しているのか、ドバイ通勤の日常風景を紹介したい。

アラブなど中東〜西アジア系

コンサバな湾岸系の場合。

アバヤと呼ばれるあの黒い衣装で、右手にコーヒー、左手にノートパソコン抱えて出勤する。

逆に、コンサバではない中東出身の若い人は、メリハリボディを真っ向から強調してくる。

いや、普通の服でもボディが素敵だから、そう見えるのだろうか。

ちなみにこの女性はレバノン人。

レバノンの首都ベイルートは「中東のパリ」と呼ばれるだけあって、レバノン人は全体的にオシャレ感度が高い。

 

そして、このどちらにも属さない中東っ子は、あとで述べる「欧米系」に収束していく。

 

また、たまに変化球のような民族衣装に出会えることもある。

明らかにウエイ系のギャルなのにタジキスタンの民族衣装を着た、タジキスタン・ギャルに出会えたときは感動した。

 

インド人

服装は出身地方によって違うのだろうが、これを着た人をめちゃくちゃたくさん見かける。

主に、内勤の一般職。

ひざ下丈のワンピースに、共布のパンツ。そして肩からショールをかける。

サルワール・カミーズとかいうらしい。

足元はサンダルがデフォ。

 

尚、インド人でもキャリア層は洋服(スーツ、ジャケット)になっていく。

 

フィリピン人

民族衣装でもなく、キメッキメでもなく、カジュアル且つ洋服に着地しているのがフィリピン人。

足元は、ぺたんこのサンダルやスニーカーが多い。歩きやすそうな靴を履いているのは、車が買えるアラブ人や欧米人とは違い、公共交通機関で通勤する人が多いからではないかと勝手に推測。

 

尚、Tシャツにジーンズで化粧っ気があまりないフィリピン女性がいたら、それは十中八九メイドさん。

欧米人

私たち日本人がイメージする「いわゆる海外OLファッション」。

映画「マイ・インターン」とか「ワタシが私を見つけるまで」とかのオフィスシーンにいそうな、画面越しに馴染みのあるスタイルだ。

 

キャリア層は、カッチリしすぎないおしゃれジャケットスタイル。

一般層はシャツや、内勤者なら日本では「それ私服じゃん」と言われるくらいのカジュアル感だ。

 

尚、私の天敵こと、我が社の金髪アメリカンは、おそらく「ヘルシーなセクシー」路線を目指していて、ジムで鍛え上げたボディをやたらと露出し、常に今季のトレンドを追った服をまとい、オシャレ番長街道をひた進んでいる。

ブルーレイ&DVD『ワタシが私を見つけるまで』トレーラー 11月18日リリース

ちなみにこの映画How to be Single(邦題『ワタシが私を見つけるまで』)、めっちゃ面白いです。笑えるしジーンと来るし。女子なら元気が出るよ。

日本人の場合

ドバイの日系企業に勤める日本人の方は、日本人ウケを考えて服装を選ばなくてはいけないワケなので、日本の一般的なコンサバOLの範疇で、服装を選んでいるように感じる。

街中で見かければ一目で分かる。

…うん。ほんっっとに分かる。

私の場合

さて、ドバイのアラブ系企業で働く私の場合は「自由を手にした途端、どうしたらいいか分からなくなったパターン」であった。

 

これまでは基本的にスーツや、せいぜいオフィスカジュアルで働いてきた。

それが転職した途端、インドの民族衣装とアメリカ仕込みのセクシーワンピが机を並べている環境に放り込まれ、「好きな服を着ていいよ」と言われたのだ。

 

そんなの戸惑うに決まっている。

困った

結局、特に冒険をすることもなく「日本のオフィスカジュアルの範疇で、ゆるめの方」にカテゴライズされるであろう服装に舵を切った。

 

Tシャツ+ジャケット+ジーンズ+パンプス

(いつぞやの量産型IT社長みたいな)

 

膝丈ワンピ+ジャケット+サンダル

(The考えなくていいコーデ)

 

こんな感じに着地した。

何の指定もないのにジャケットを手にとってしまうのは、職場のドレスコードなどない環境で、なんとか自分に「仕事ですよ」と言い聞かせるため…のような気がする。

ドバイOLの通勤バッグ

バッグのブランドから色んなことが分かる。

日本でもそうであるように。

 

日本におけるVuittonの立ち位置は、ドバイにおけるロンシャンの立ち位置に似ている。

東京のVuitton率と、ドバイのロンシャン率は、近いのではないだろうか。

ちょっとブランドデビューした子が大勢持ってて、よくカブるという意味だ。

大勢の女子が1度は通過する道、みたいな。

 

恐らく、ドバイの女性人口の大多数を占めるフィリピーナたちが、少し背伸びをした価格帯がロンシャンなのだろう。

そこを更に越えていけるフィリピーナは少ない。

 

そのラインを越え、ある程度以上のポジションがある女性は、国籍を問わずポジションに見合っただけのブランドのバッグを持っている。

本物かコピーかは確かめようがないが、分かりやすく「ワンランク上」を示してくる

女性の場合「高給取りだけど持ち物はノーブランドで謙虚だね」という事例は少ない。

 

日本には「一点豪華主義」という言葉がある。

服はファストファッションでもカバンはハイブランド、などと組み合わせるやつだ。

それは日本では一般的な風景だし、「バッグはCHANELなのに乗り物は地下鉄」という光景も全く驚くことじゃない。

しかし、ドバイでそれは見られない。

 

バッグ、服、乗り物、ライフスタイルの水準に、統一感がある。

ちぐはぐなことはしない。

 

私自身は日本のクセで、ブランドバッグを持ってメトロに乗ったり、きちんとした服でも下町のパキスタン食堂に行ったりしているが、きっと変なやつだと思われていることだろう。

 

「ふつう」はない

外国人

この街に「ふつう」はない。

ドバイで平均を語ることは無意味だ。

 

日本ならば、無難に生きていくには「ふつう」に乗っかることができた。

「人気」や「みんな」を追随することができた。

しかし、ここでは不可能だ。

 

だって存在しないから。

あまりにもバラバラすぎるから。

 

右隣の人、自分、左隣の人。

全員が、違う。

 

だからここには「違うこと」を理由にした差別は存在しない。

そんな感覚を持っているひとは、このドバイには向いていない。

(※差別はあるが、その理由は「異質性」には帰着しない)

 

「ふつう」がない中で「自分は自分として何を選択するのか」を確かめるもよし。

「ふつう」がない中で「異なるもの」とどう対峙するか練習するもよし。

 

そんな多様性の中で、ドバイ市民は生きている。

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