心臓を捧げよ!サウジアニメエキスポ参戦レポート

サウジアニメエキスポ サウジ
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Saudi Anime Expo参戦

突然だが、サウジアニメエキスポに行ってきた。

素直にめちゃくちゃ楽しかったし、サウジアラビアの新時代を感じられたし、本当に行ってよかった。

サウジアニメエキスポ

この記事にたどり着くような人には説明するまでもないだろうが、サウジアニメエキスポとは、サウジアラビア王国の首都リヤドで2019年11月14(木)、15(金)、16日(土)の3日間に渡り開催された、日本のアニメやマンガのイベントである。

 

特筆すべきは、このイベントが歴史的な出来事であることだ。

サウジアラビア王国はこれまで宗教的な理由(人々の精神の堕落を防ぐ)により、映画やコンサートをはじめとした娯楽を禁じてきたのだが、2017年に皇太子に就任したムハンマド・ビン・サルマン(通称MbS)率いる改革により、エンターテイメント産業を経済の主軸の1つとすべく、大きく舵が切られた。

その大きな変革の中でサウジアニメエキスポの開催が決定。これはサウジアラビアの時代が動いたことを象徴する歴史的なイベントなのである。

MbS

やがて国王になる男は日本のアニメが好きだ。

心臓を捧げよ!

初日のクライマックスを飾ったのは、Linked Horizon。

サウジアラビアでも大人気の「進撃の巨人」の楽曲である。

 

ちょっとだけ会場の雰囲気を感じてほしい。

サウジっ子たちが拳を突き上げ日本語の歌詞を大合唱。すごい熱狂だ。

リンホラを生で聞けた+サウジファンの熱狂で、数倍になって圧倒される。

サウジアラビアにいるはずなのに、周りの大集団みんなが日本語を叫んでいて、ホーム感すらある。笑

 

これが本イベントにおけるコンサート1本目だったので、つまり、リンホラは娯楽解禁後のサウジアラビアで公式にコンサートを開催した史上初の日本人アーティストということになる。

展示

館内の図はこんな感じ。

会場マップ

右手オレンジの箇所がステージで、緑が飲食店。それらを除けば中央の赤で示されたブースがいちばん大きいわけだが、そこが進撃の巨人だった。

進撃の巨人

エレン

進撃の巨人

ネーム

そして様々な企業ブースが立ち並ぶ。

本ブログで1つ1つの出展作品について余計な注釈を加えることはすまい。それは語るものを持つ人に譲るべきだろう。

ドラゴンボール

ガンダム

バルーン

ナルト

作家さんのサインも。

キャプテン翼

約束のネバーランド

まるこ

コナン

頭文字D

キングダム

東京グール

坂本ですが

ハンター

ルパン

こちらは誰でも書き込めるメッセージボード。

サウジにも画力あるやつがいる模様。

サウジアニメエキスポ

物販、グッズ販売

アニメイト

アニメイトが展開する物販のための巨大ブース。

在庫状況が常に張り出されていて、どの作品やキャラクターが人気なのかが垣間見えた。

アニメイト

コスプレと写真

男女問わず大勢のコスプレイヤーに出会った。

男性はともかく、サウジ女性といえば、全身まっ黒のアバヤをまとい、顔すらも隠す。その制限を守ったまま工夫している子もいて面白かった。

カカシ

進撃、ワンピース、ナルト、鬼滅、このへんが定番のようだった。

 

興味深かったのが、日本のアニメっぽい風景を背景に写真撮影できるブースが用意されていて、サウジっ子たちが入れ替わり立ち替わり写真を撮っていたのだけれど、その風景の種類が日本人の私にとっては普通すぎて逆に新鮮だったことだ。

教室

教室のブースでは、写真撮影の小道具としてランドセルや掃除用具、黒板消しが用意されていて、人気だった。

そうか、私たちにとっては普通の光景が、サウジの子たちにとっては「画面の向こうの風景」なのか。確かに我々日本人も、海外の学園モノのドラマを見て憧れたりするわけで、気持ちは分からないでもない。

 

夏祭りの風景のブースでは、小道具として浴衣風の羽織ものが用意されていた。

たまたま私は浴衣を着ていたのだが、そのブースの前を通ったら、浴衣風の写真を撮っていた子たちに見つかり「うわー!!本物が現れた!!!」と歓声をあげられ、そのまま数組の写真に参加した。

 

はいお次の方どうぞー

ってもはや私が撮影小道具。

サウジアニメエキスポ

日本だいすき!

このブースに限らず、浴衣マジックのせいなのか、会場中で写真をせがまれた。

次々に写真撮影に応じていたら、いつの間にか周囲をぐるりとカメラ(スマホ)を構えた老若男女のサウジっ子に囲まれ、身動きがとれなくなってしまった。

遂にはイベントのスタッフが出動して、撮影順番待ちの行列管理や、周囲の交通整理をしてくれる展開になってしまい、ひとときの有名人気分を味わった。

 

私ただの一般人だしコスプレすらしてないのにいいのだろうか。ただ日本人が浴衣を着てサウジアラビアのアニメイベントに来ただけなのに(←いやそれが珍しいんやで)

中には「見返り美人ポーズ」を指定してくる人もいて「おぬし詳しいな」と。

 

思い返せば、出展者以外の、ふつうの一般参加者の日本人はどれほどいたのだろう?たぶん10人いたかいないか、くらいではないだろうか?日本好きが集まるイベントで、日本人が少なかったのだから、そりゃ一般人の私でさえ囲まれるわけだ。

ただそこにいるだけで無条件に好かれる、という事態は普通に生活しているとなかなかナイわけで、思いがけず自己肯定感を高められる経験までできてしまった。

「アニメを通じて勉強した」という日本語を、はじめて本物の日本人相手に喋る機会を得て、興奮から震える声で話しかけてくる、全身黒ずくめの目だけ出したサウジ女子も。

しかしだな。

アニメで覚えたせいで口調がちょっと面白いことになりがち。

あ…あんたのキモノ、すっげー、キレイだぜ!(日本語)

その格好で、その口調で言われるとゴメンおもろい。かわいい。

アニソンの熱狂

2日目にも人々がアニソンで熱狂する場面があった。

 

鬼滅の刃「紅蓮華」である。

ちょっとだけ、雰囲気をシェアすると。

やっぱりみんな日本語で合唱してるー!

すごいな。。。

 

これ、つい最近までコンサートが禁じられていた国ですよ?

つい最近まで外国人に観光ビザくれなかった国ですよ?

 

サウジアラビアが新時代に突入したことをヒシヒシ感じる夜だった。

 

本当は最終日の水木一郎様、ささきいさお様、大御所おふたりのコンサートまでいたかったのですが、雇われサラリーマンの悲しき宿命で、翌朝の出社のため私は既に帰国の途についておりましたとさ。

交通とかビザとか

サウジアラビア サウジビザ

今回のリヤド遠征に関連して、交通などの情報をまとめたい。追って書き上げて、各項目にリンクする予定。

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やればできた弾丸旅行

余談だけど、イベント初日の私の動きは超絶弾丸だった。

 

17:00 きっかりに退社

17:45 ドバイ空港チェックイン

18:30 ラウンジで浴衣に着替える

19:45 ドバイ離陸

20:45 リヤド着陸

21:00 サウジアラビア入国

21:30 ホテルに荷物を下ろす

22:00 イェーガー!!

 

定時まで仕事をした後、国際線で外国へ飛んで、夜のイベントに参加するなんていう暴挙、人間やればできるものだ。

 

さらに余談の余談だけど、実はこの日の午前中は、半休をとってドバイのとある省庁のイベントに参加し、老若男女のドバイっ子を相手に汗だくで任務をこなしていた。つまり、

ドバイの省庁→午後出社→サウジアラビアへフライト→イベント参戦

なんだこのスケジュールは。濃すぎて笑える。充実した1日で、めっちゃ楽しかった。

おまけ

なんかいた。

鷹鳥屋明

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