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ドバイ版メルカリ!不要品を売る方法【dubizzleなど6サイト紹介】

ドバイ版メルカリドバイで暮らす

ドバイ版メルカリで不要品を売ろう

出品

引越し。

帰国。

模様替え。

はたまた金欠のとき。

 

家にある不要品(中古品)を売りたい!というタイミングがあるはずだ。

日本だったら、メルカリで売ったり、リサイクルショップに持ち込んだりするところだけれど・・・ドバイではどうなの?

今日はドバイの不要品売買サイトを6つ、紹介したい。

具体的な出品方法や、取引のコツ、実際に使ってみた体験談をまとめてみた。

dubizzleとは

まず、オススメなのがdubizzle(ドゥビズル)だ。

dubizzleは、UAEで最大のクラシファイドサイト。つまり「売ります」「買います」をはじめとした各種「募集」が集まった掲示板サイトである。

無料で使える。

そこには不要品の売買のみならず、求人情報、物件情報、シェアハウスの同居人募集、落とし物情報、それから「脱走したペットを探す情報求む!」まで掲載されている。

本当に色々な活用方法があるのだが、今回は不要品の売買に絞って紹介したい。

 

尚、便宜上「ドバイ版メルカリ」と紹介したが、dubizzleでの不要品販売は対面での受け渡しをするもの。メルカリのように発送するタイプではないのでご了承ください。

 

私が売ったもの・買ったもの

配達

私は今まで何度もdubizzleのお世話になっている。

 

これまで売ったものは

  • DVD プレーヤー
  • 古いiPhone

 

買ったものは

  • 折り畳みベッド
  • パーティション

 

どれもトラブルなく取引ができた。

 

出品方法

実際にdubizzleを使って売ってみたときの流れをご紹介。中古のDVDプレーヤーを売ったときの例である。

 

まずはサイトにアクセス。右上の「Place your Ad(広告を載せる)」というボタンから進む。

初めての利用の場合は、まずアカウント作成からだ。

ドバイ版メルカリ

次は、「何の広告を載せますか?」という画面が出てくる。

不要品販売の場合は「classifieds」を選ぼう。

ドバイ版メルカリ

まずは、ざっくりとした商品名を打ち込む。

dubizzle

すると、候補がいくつか表示されるので、適切なものを選ぼう。

dubizzle

必要事項を埋める。

dubizzle

受け渡し場所の地域名を打ち込み、地図上でも正しいか確認する。

ざっくりとした地域名のみでOK。細かい住所や、待ち合わせ場所は、購入者と直接話そう。

dubizzle

一通り入力が終わったら、この送信完了画面になる。

dubizzle

簡単な審査がされたのち、公開される。(けっこうすぐ。)

そしてこれが実際に公開された私の投稿だ。

dubizzle

「もっとアピールするために、有料の広告にしませんか?」という勧誘があるが、お好みでどうぞ。ちなみに私はいつも無料プランで済ませている。

dubizzle

掲載後、30分もするとケータイがピコピコ鳴り始めた。

最初の数人は値切り希望。ひとまずスルーする。

約5時間後、5人目くらいで、値切らない購入者が現れたので、その人に売ることに決定。他の人には断りのメッセージを送って、広告を取り下げた。

あとは、購入者と待ち合わせて手渡すだけ。このときは駅の改札前で待ち合わせた。

これで終了である。

 

出会いもまた楽しい

人々

dubizzleでの不要品販売は、売り手と買い手が直接対面する必要がある

そのため、普段なら会わない人と会ったり、普段なら行かない場所へ行けたりするので、私にとってはそれが面白い。

 

このときDVDプレーヤーを購入してくれたのは、パキスタン人の労働者だった。

ワーカーたちの寮がある、郊外のインターナショナル・シティから、遥々バスとメトロを乗り継いで、商品の受け取りにやってきた。購入代金は、同僚たちと割り勘。みんなで一緒に使うんだという。

 

白い小さな机を買ってくれたのは、真っ赤なマスタングに乗った、シリア人のお父さんだった。

明らかに女性向けの机だったのだが、待ち合わせ場所にはブォンブォンと派手な音を出す車に乗ったマッチョが現れた。「娘が学校に入るので」と言って、大事そうに引き取っていってくれた。

 

折り畳みベッドを売ってくれたのは、ダウンタウンの高級マンションに住むおしゃれモロッコ人だった。

迷路のような通路と、タイムスリップしたような庭を通り抜けて辿り着いた、瀟洒で素敵なその部屋は、引越し準備でとっ散らかっていた。「ドバイから撤退するから家財道具を全て処分するんだ」とのこと。「どうせ捨てなくちゃいけないから」と、ティーポットと紅茶をおまけにくれた。

車を買ったときはもっと面白かった。購入を決めるまで、かなりの数を見て比較検討したため、その過程で実にいろんな人に出会ったのだ。

大手IT企業に勤務するイギリス紳士(Marinaにて)。日本人と付き合っていたことを自慢するチャラいローカル男子(Al Barshaにて)。発言すべてが嘘なインド人ディーラー(International Cityにて)。裕福なイラン人家庭の女子大生(down townにて)。奥さんの尻に敷かれているレバノン人パパ(JVTにて)などなど…。

 

ドバイは世界中から人が集まる都市であるが、かといって簡単に世界中に友達ができるわけではない。

当たり前のことだが、仕事仲間やクライスメイトといった共通点でもなければ、何気ない日常生活の中で、縁もゆかりもない他国の人と友達になる機会はそうそうない。そこに「異文化圏」「異なる収入層」「異なる社会的地位」といった要素が加われば、機会がないどころか分断がある。

様々な人が確かに身近に「いる」のだが、互いの生活を覗き見る機会は滅多にないのだ。

しかし、こういうインターネットを利用したマッチングには、そんな垣根はない。

普段の人間関係の中では出会わない人と、思いがけず袖の触れ合う機会となる。

そんなひと時もまた、貴重で興味深いものだ。

売るコツ

売る際のコツは以下の通り。

  • 明るいところで写真を撮る。
  • 付属品、箱などもあれば、その写真も載せる。
  • 寸法や規格はしっかり記載する。
  • 新品の価格が分かれば載せる。(比較用)
  • 丁寧に使っていましたよ、とアピールできる点があれば載せる。(例:週末のみ使用しました/女性が使用しました/日本人が使用しました←有効
  • 値切り交渉には、すぐ応じない。フル・プライスで買ってくれる人がきっと現れる。
  • どんな人が見るか分からないので、WhatAppのアイコンを顔写真にしている人は、dubizzle掲載中は写真を変えておこう。(特に女性。悪戯が届いたことアリ)

買うコツ

買う際のコツは以下の通り。

  • 問合せ後、返信が数日来ない場合は、諦めた方が吉。後から連絡が来たとしても、どうせ「そういうタイプの人」なので、取引終了までイライラさせられる。ここはアラブ。
  • 出品者の地域に注目する。有名高級住宅地をはじめ、所得の高い人が住むエリアから出ている「売ります情報」では、モノの状態が良い場合が多い。(清潔さ・傷の度合い・メンテ状態などが良い傾向がある)
  • 購入や契約の決断は、実物をその目で見て確認してから。
  • 値切ってみる。値切られることを前提に価格設定をしている人がたくさんいるので、気軽に値切りを打診しても失礼ではない。(ここは値切り文化圏出身者で構成される国です)

Facebookグループ

Facebookのグループもかなり使える。

というか、ここは「民度」が良い

ずば抜けて良い。

感激するレベル。

おそらく実名だからなのだろう。

また、Facebookというツールの性質上、最低限のITリテラシーというか「パソコンくらいは使えるレベル以上の人」が集まっているのだと思う。(格差社会ドバイの人種構成を思い浮かべて言わんとしてることを察してください…)

 

(Dubizzleの中古品取引ページは匿名性があるせいか、値切り方がエゲツないし、交渉では顔も名前も見えない相手からエゲツない言葉をかけられることが多々あった。私は、そういう人は完全スルーして、感じの良い人のみと取引したよ。)

 

私がよく覗いているのはこのグループ。ヨーロッパ人のお姉さんにハイ・スツールを売った。

ブラウザーをアップデートしてください | Facebook

IKEA製品に特化したグループも。

ブラウザーをアップデートしてください | Facebook

他に、CA限定のグループもあるようだ。

 

自分が該当するグループに登録してみよう。

他にもこんなサイトがあるよ!

私はまだ使用したことがないが、以下のようなサイトもある。今後トライしたら、改めて記事にしたい。

 

↓服を売るならココがよさそうだ。

  • RETOLD

 

↓ブランドバッグはここで売るのがよさそう。やってみたい。

  • The Luxury Closet

追記:2020年11月、出品してみました!落札されたら記事にします。

 

↓家具・家電からジュエリーまで。

  • Second Hand UAE

日本人向け掲示板

日本人向けの掲示板サイトもある。一度は見たことある人も多いだろう。

ご存知の通りドバイ在住日本人の数は3,000人程度と、そもそも数が少ないのがネックなのだが、日本語の書籍など、「日本人に売りたい」ものはここに投稿するのが有効なはずだ。

寄付するなら

寄付ボックス

売る、以外に、寄付するという方法もある。

特に衣類は手軽だ。

一見すると大きいゴミ箱に見えそうなこの箱だが、衣類の寄付ボックスである。街の至るところに設置されている。いつでも好きな時にポンと投げ入れればOK。(間違ってゴミ入れちゃダメよ。くれぐれも!)

また、ラマダン期間中はショッピングモール内に古着の寄付コーナーができることがある。そういうところに持ち込めば、とても気軽に寄付できる。

 

他にもチャリティ系の組織などもあるので、気になる人は調べてみてもいいかもしれない。

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